福島農園(福8ファーム)の紹介   
 
 福島農園の紹介させていただます。
福島農園は、葉タバコと肉牛を営んでましたが、平成2年11月17日雲仙普賢岳が目覚め火山活動が始まりました。平成3年6月3日大火砕流が起き、福島農園も避難を余儀なくされました。その避難生活より同年9月15日大火砕流が起き福島農園の家屋もろとも飼っていた肉牛も焼き払われてしまいました。その当時、大型の台風が接近しており、停電によって仮設住宅に避難していたところは電気も通らず、蒸し暑いなか火山灰が降っていたため窓を開けることもできませんでした。その最中、自宅と牛舎が火砕流により焼け払われその時はまさに絶望的でした。しかしながら、これより復興を深江町民皆で遂げました。葉タバコも肉牛もこれまでと変わらず生産に今は及んでいます。
 福島農園もこの災害を機に残念ながら葉タバコと肉牛は断念しましたがその代わりにハウス栽培をしはじめることになりました。
 ハウスの中の作物はなぜか桃になりました。なぜ桃なのかはわかりません。しかしながら桃を作り始めて十数年ようやく自信と希望が見えました。
 桃の生産家としてまだまだ若輩者ではありますが一年一年の勉強とノウハウとスキルを活かしながら年々おいしい桃を、おいしい果樹を作り続けたいと思います。